パイルを植毛します。これは上記の【フロッキー加工”静電植毛”の方法】通り、糊塗布機、植毛機、乾燥機の3つ工程を経て植毛します。
美しい仕上がりを求めて加工します。それぞれが上手くかみ合うことで、最高品質のものができあがります。
京都パイルでは6つある植毛装置の中から、様々なオーダーに対して、最適なレーンを選び加工します。
仕上げ工程・出荷
ブラッシング
回転するブラシやハタキで余分なパイル、ゴミ等を落として吸い込み除去します。
余剰分の量によって通す回数は異なり状況に応じて通すタイミングも変化します。
テンター
両サイドから引っ張り広げた状態で高い熱をかける事で接着剤の硬化を促進し植毛強度を向上させ、かつ生地の巾も任意の巾に整える工程です。
検反
製品の外観を弊社独自の項目にて目視による検査を行いながら出荷荷姿の巻物状(反物)に巻き上げて行きます。
梱包・出荷
検反後の反物をビニールや包装紙、ダンボール(必要に応じて緩衝材なども使用)等で梱包し出荷します。輸出梱包も自社にて対応が可能です。
二次加工工程
クリクリ加工
パイル面に弊社オリジナルの模様を入れます。
モミ(シワ)加工
パイル面にシワ加工をします。
ネカシ加工
パイルを寝かせることにより、フロックに光沢を持たせ、高級感がUPします。(専用パイルあり)
カット機
指定のサイズにカットすることが出来ます。カット後に余剰分のパイルを除去します。
製品の検査試験
何事にも始まりと終わりはとても大事ですよね?弊社ではまず、企画で上がった生地と柄、パイルの色、風合いなどを確認するサンプルを作成してテーブルレベルの植毛強度や仕上がり感を試験してお客様に見ていただきます。植毛工程が終了した製品もその企画に準じた性能が出せているかを各項目で検査しています。
試験室
製品の試験や検査、新商品の開発、サンプルの作成を行っています。
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