夏ファッションの必需品であるシンプルなTシャツは、1枚では他の季節に着回しにくいアイテム。ですが最近注目が集まる重ね着コーデに取り入れると、着こなしの幅が広がりオールシーズン対応できるようになります。

今回は初心者の方でも実践できる、Tシャツと相性抜群の重ね着コーデを作るコツをご紹介。コーディネートを簡単にグレードアップできるので、ぜひマスターしてみてください。

Tシャツは重ね着すべき!その理由とは?

《理由1》Tシャツコーデの幅がぐっと広がる

流行中のシンプルなTシャツは、1枚で着こなすと少し物足りないと感じてしまうことも。派手な柄シャツなどと組み合わせればイメチェンができ、Tシャツファッションの幅を広げられるというところが重ね着の魅力です。

インナーとして使える無地のTシャツなら、どんなアイテムとも相性がよいのでスタイリングに悩むこともなし。秋から冬にかけては防寒重視など、温度調節しやすいのも嬉しいポイントです。

《理由2》こなれ感がアップする

定番アイテムだからこそ、周りと差をつけるのが難しいTシャツコーデ。重ね着すればファッションにぐっと奥行きを出せるので、おしゃれでこなれた印象が与えられます。

Tシャツを置いておけば自然とカジュアルダウンされ、どんな洋服でも派手に見えすぎないのが重ね着の魅力。新たなアイテムに挑戦して、自分らしい個性ある組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょう。

《理由3》トレンドが押さえられる

ボトムスをシンプルに合わせた王道スタイルも素敵ですが、最近はレイヤードした着こなしがメンズ・レディースともに人気。Tシャツにもう1枚洋服を重ね着すると、トレンドを押さえたコーデに仕上げられます。

難易度の高いコーデ術と思われがちですが、”統一感”を意識すれば簡単におしゃれな着こなしが完成。定番アイテムの組み合わせでできるので、新たに洋服を買い足す必要がないのも嬉しいポイントです。

夏だけでなく春から秋口まで楽しめる、長袖シャツとTシャツの重ね着スタイル。Iラインを強調するストライプ柄のシャツを羽織れば、バランスのとれたスタイル抜群のシルエットに仕上げられます。

単純に羽織ってしまうのではなく、1つだけ首元のボタンを閉めるのがこなれ感を引き出すコツ。さらにインナーに合わせて足元でも白を使うのが、統一感を持たせる上級者なテクニックです。インナーとの重ね着が必須な人気のシアーシャツは、無難な白Tシャツと相性抜群。オレンジなど華のあるカラーを添えておくのが、シンプルなレディースコーデをおしゃれにブラッシュアップするコツです。

落ち着きあるコーデュロイハーフパンツを取り入れ、パワフルなカラーの派手さを中和。肌を程よく見せた着こなしなので、長袖でも暑苦しく見えないのが嬉しい着こなし術です。