遠くに住んでいるおいやめいなど子供の誕生日祝いで洋服を送る時や、海外旅行をした時に日本では売っていないデザインの子供服をおみやげにする時など、子供服サイズの目安を知りたい時、何を参考にすべきか悩むこともあるでしょう。

日本では、0歳用や3歳用など、年齢によってだいたいのサイズが決められていることがあります。年齢から算出された平均身長から、何歳は何センチが適当と早見表が作られています。

■ 日本での平均サイズ。例えば、0歳だと60センチから70センチが適当で、1歳だと80センチが適当といった具合に、1歳ごとに平均値と平均身長が計算されています。1歳から3歳までは順に10センチずつ身長が伸びていき、3歳の段階で5センチ刻みになります。3歳だと95センチから100センチが適当、4歳だと100センチから105センチが適当です。

■ そのまま当てはまるわけではない

ただし、この早見表は、あくまでも平均値を参照に作られています。

7歳の平均身長は122センチ程度ですが、子供の発育によっては130センチ、140センチがぴったりな場合もあるでしょう。120センチが着用できるのは115センチから125センチの身長である子があてはまりますが、胴回りがしっかりしている子ならばこれよりも大きめのサイズが適当です。

■ 事前の確認をするのがベスト

プレゼントをする際にサイズが分からない時は、親しい仲なら連絡を取り合って子供の身長が何センチなのかを聞くのがいいでしょう。そうすることで適正な子供服サイズの洋服をプレゼントすることができます。もしもサプライズにしたい場合は、大きめのサイズを買いましょう。大は小を兼ねるとことわざにあるように、プレゼントした時に着ることができなくても、将来的に着ることができるので喜ばれやすくなります。子供服は、ベビー服とキッズ服の二つに分かれます。この二つの子供服サイズの違いは、100センチ程度あるかどうかが目安となります。ブランドによってはキッズ服をトドラーサイズということもあります。 

■ ベビー服とキッズ服のデザインの違い

キッズサイズを着用できるのは3歳から4歳ごろで、ベビー服とはデザインも変化します。ベビー服は親御さんが着せることが多いため、Tシャツでも肩にスナップがついていて開口部が広くとってあるものが多く見受けられます。また、ズボンやスカート、キュロットなどのボトムスはおむつ着用のためにおしり周辺に余裕があるゆったりしたデザインになっています。ベビー服は、トップスでもぽっちゃりとした赤ちゃんが着られるようにデザインされているので、キッズ服とは異なり大きめのサイズになっています。それに比べるとキッズ服はデザインがほっそりしていて、サイズの表記には胸囲、胴囲が加わります。

■ サイズを移行するときのポイント

ベビー服からキッズ服に移る時に注意すべきなのは、赤ちゃんらしいぽっちゃりした体形の子供は、ひとまわり大きめサイズを選ぶことです。

ベビー服からキッズ服になるタイミングでは、洋服のカテゴリーもボーイズとガールズに分けられ、男の子用と女の子用では洋服にさまざまな違いが出てきます。

例えば、色や柄のほか、シルエットも男の子向き、女の子向きなどで調整されています。キッズサイズ子供服サイズも身長が高くなるほどにデザインがスリムになります。