不織布ビブス(ゼッケン)とは不織布ビブス(ゼッケン)とは、不織布でつくられたビブス(ゼッケン)のことです。

使われている不織布は、厚みや加工に違いはありますが、マスクやトートバッグ、DVDなどの簡易ケースに使われるものと同じ材質でできています。

その風合いから、人によっては和紙や他の布地と同じように感じられる方もいるかもしれませんが、 和紙や他の布地よりも優れた一面を持ち合わせています。

不織布は、圧力や熱で化学的に繊維を結合させてつくるため、用途に合わせたクオリティの高い製品を生み出すことができ、 通気性や形状加工がしやすく、方法次第ではコスト削減に繋げることもできます。 そんな不織布ビブス(ゼッケン)ですが、主に、防災ベストとしての役割とイベントスタッフゼッケンの役割として使われています。

【防災ベストとしての役割①】被災地の助け合いのツール

不織布ビブスの防災ベストとしての役割のひとつ目は、被災地の避難所等での助け合いのツールとしての役割です。被災した地域の避難所には妊婦さんや幼児、高齢の方々をはじめ、様々な年齢層であったり、そもそも日本語の話すことのできない方々も来られている可能性があります。

実際の避難所からは、ボランティアスタッフや避難者同士の意思疎通が難しかったという事例が多く報告されています。

困っていても声を上げられない方や、何か役に立ちたいと思っても誰に向けいつ伝えればいいのかわからない場合もあります。

とある被災地の避難所では、この不織布ビブス(ゼッケン)が助け合いのツールとして活用されました。

自分のできることを書いて「何か困っていたら声をかけてね」という意思表示のツールとして活用できます。 これなら、声かけをするタイミングを気にする必要がありませんよね。 マジックで上から書けるポケットなし不織布ビブス(ゼッケン)や、ポケットに自由に用紙を差し込めるポケット付きの不織布ビブス(ゼッケン)がありますので、用途に応じて使っていただくことができます。

企業や店舗の防災訓練にも不織布ビブス(ゼッケン)は使われています。 被災現場では、五感をフル活用し、迅速な情報把握の下、これから起きうる事象を想定し動かなくてはいけません。 それぞれの役割やカテゴリーを不織布ビブス(ゼッケン)に書くことで、より現場に近いリアリティのある訓練経験を積むことができます。

また、不特定多数の人が行き交う公共施設や移動施設では、年齢や性別、言葉の違いや疾患の有無など、被災時に配慮しなくてはいけない点が異なります。 そうした多様な状況を想定した訓練にも、不織布ビブス(ゼッケン)は有効とされています。トリアージトレーニングや予防接種会場におけるビブス(ゼッケン)の使い方については下記のページをご参照ください。

プリント業者さんによっては、ビブス(ゼッケン)のプリントは 全面的に対応していないところも多くありますが、newway会社では幅広く対応しておりますので、安心してご相談いただければと思います。心配な点、不明な点等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。